自宅の風呂場に80歳母親の遺体を遺棄か…52歳の息子を逮捕 デイサービス職員訪問も応答なく警察など浴室で発見 滋賀・大津市
同居している高齢の母親の遺体を自宅の浴室で放置し遺棄したとして、大津市に住む無職の男が逮捕されました。警察は、母親が亡くなった経緯について調べています。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大津市和邇高城に住む無職・佐野貴昭容疑者(52)です。警察によりますと、佐野容疑者は5日深夜ごろ、自宅の浴室で同居する母親の栄美子さん(当時80)の遺体を放置し、遺棄した疑いが持たれています。 6日、佐野容疑者から栄美子さんが通うデイサービスに「きょう栄美子さんが通うことができない」という趣旨の連絡があり、事情を確認するため、デイサービスの職員が佐野容疑者の自宅を訪問。呼びかけに応答がないため、職員が警察に通報し、駆け付けた警察などが浴室で死亡している栄美子さんを見つけたということです。 警察の取り調べに対し、佐野容疑者は、「風呂場で亡くなった母親の遺体を放置したことに間違いない」と容疑を認めているということです。 遺体に目立った外傷はなく、警察は栄美子さんが亡くなった経緯や犯行の動機などについて調べています。