元横綱・祖父と同じ…大関5場所目での初優勝「琴桜」の快挙と「景気回復」、意外な共通点【解説:エコノミスト宅森昭吉氏】
大相撲九州場所として懸賞本数過去最高→企業収益好調か
大相撲九州場所・懸賞事前申込本数は1,757本でした。昨年九州場所前に公表された事前申込本数は1,359本だったので、前年を上回る九州場所としての過去最高が期待される数字でした。九州場所は、実績も過去最高だった2015年の1,579本を9年ぶりに更新し、1,667本になりました。今年の企業収益の好調さ、広告費の増加を示唆しているといえるでしょう。なお、前年同場所比は+21.3%と、8場所連続前年比増加になりました。 九州場所優勝の大関・琴桜、獲得懸賞は302本で第1位に 今年の九州場所で1番多く懸賞を獲得したのは、優勝した大関・琴桜の302本でした。第2位は大関・豊昇龍の191本、第3位は大関・大の里の189本でした。番付上位の3大関がベスト3になりました。 ※なお、本投稿は情報提供を目的としており、金融取引などを提案するものではありません。 宅森 昭吉(景気探検家・エコノミスト) 三井銀行で東京支店勤務後エコノミスト業務。さくら証券発足時にチーフエコノミスト。さくら投信投資顧問、三井住友アセットマネジメント、三井住友DSアセットマネジメントでもチーフエコノミスト。23年4月からフリー。景気探検家として活動。現在、ESPフォーキャスト調査委員会委員等。
宅森 昭吉