大分市と大分空港結ぶホーバークラフト、11月中に別府湾周遊へ…空港定期航路は年内の就航目指す
大分市と大分空港(大分県国東市)を結ぶホーバークラフトの就航準備を進めている運航会社「大分第一ホーバードライブ」(大分市)は18日、今月中に別府湾を周遊する不定期航路、年内に空港への定期航路の就航を目指すと発表した。具体的な日程が決まり次第、公表する。 【動画】ホーバークラフト、大分港にお目見え
同社や九州運輸局によると、運輸局が安全確認検査で同社の計画通りの安全運航が可能かなどを調べる。通過すれば周遊で運航実績を積み、安全性を証明した上で定期航路就航につなげるという。
同社は当初、23年度中の運航開始を目指していたが、訓練中に空港側のガードレールに接触する事故などがあり、開始目標を今秋としていた。
大分市内で記者会見した同社の小田典史社長は就航に向け、「今までもやってきた安全運航のための準備を詰めていく」と述べた。