【PANCRASE】杉山しずかがパンクラス初参戦! 2王座戦でアキラvs.雑賀ヤン坊、端貴代vs.重田ホノカが追加。松本光史vs.天弥、田嶋椋vs.井村塁ほか7カード発表=3月31日(日)立川大会
2024年3月31日(日)『PANCRASE 341』(立川ステージガーデン)の第2弾カードが2月8日、都内にて発表された。 【写真】杉山はライカと2014年大晦日以来の再戦となる 会見には、第1弾カード発表で日程が確定された女子アトム級クイーン・オブ・パンクラスタイトルマッチのSARAMIと沙弥子を含む、15選手が登壇。 ライト級と女子フライ級の2つのタイトルマッチが追加されたほか、MMA21勝7敗1分の杉山しずかがPANCRASEに初参戦する女子フライ級戦など、7カードが追加発表された。 ▼PANCRASEライト級タイトルマッチ 5分5R アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/ALMA FIGHT GYM PUGNUS)※第8代ライト級キング・オブ・パンクラシス 雑賀“ヤン坊”達也 (1位/DOBUITA) 王者アキラは、2022年9月に松本光史に3R KO勝ちで暫定王座につくと、2023年4月に正規王者の久米鷹介と王座統一戦に臨み、スプリット判定勝ち。第8代王者となった。前戦は2023年7月の『超RIZIN.2』でトフィック・ムサエフに2R KO負け。今回はホームに戻り、王座初防衛戦に臨む。 雑賀は、2020年9月に林源平に1R KO勝ちで暫定王座を獲得も、2021年12月の王座統一戦で正規王者の久米鷹介に逆転の一本負けで暫定王座陥落。松岡嵩志、シュウジ・ヤマウチを得意の右ストレートでKOに下した後、2023年4月のRIZINに緊急参戦し、アリ・アブドゥルカリコフに1R KO負け。12月の前戦で粕谷優介に判定勝ちで王座挑戦権を得た。 ▼PANCRASE女子フライ級タイトルマッチ 5分5R 端 貴代(和術慧舟會 AKZA)第2代フライ級クィーン・オブ・パンクラシスト 重田ホノカ(パラエストラ松戸)1位 MMA28戦19勝8敗1分けの端は、強いグラップリングを武器に、2021年10月と2023年4月にNORIに連勝。フライ級王座初防衛に成功している。46歳。 MMA3戦無敗の重田は、中学での陸上競技を経て、高校柔道で都大会で2位。浅倉カンナに憧れてパラエストラ千葉ネットワーク入門。高本千代に判定勝ち後、ソン・ヘユンに腕十字で勝利、2023年11月の前戦でライカに判定勝ちしている。20歳。 ▼ライト級 5分3R 松本光史(M PLATIC)6位/第12代修斗世界ウェルター級王者 天弥(和術慧舟會HEARTS)9位/2023年ネオブラッド・トーナメントライト級優勝 2020年に修斗からPANCRASEに参戦した松本は、上迫博仁、松岡嵩志、葛西和希に勝利し、暫定王座戦に漕ぎつけるも、アキラに2度目の敗北。2023年4月にはキルギスのヌルジャノフ・ルスタムベックにも2R KO負けで10年ぶりの連敗を喫した。四十路に入った2023年11月の前戦で西尾真輔に判定勝ち。再び上位を目指す。 対する天弥は、DEEPで活躍中の海飛の実弟。全中国空手道選手権大会で小1年か小6まで6連覇、世界大会で3位というストライカーで、EXFIGHT01で宇土冬真にスプリット判定勝ち後、EXFIGHT02でオーディンに判定負け。2022年10月のアマチュア修斗全日本選手権ウェルター級で優勝すると、2023年ネオブラッド・トーナメントライト級で優勝。2023年3月のプロMMAデビュー戦で芳賀ビラル海を1R TKOに下すと、6月の神谷大智戦でグラウンドでの顔面膝蹴りでDQ負け。8月の前戦で木村裕斗に1R TKO勝ちしている。 ▼女子フライ級 5分3R 杉山しずか (リバーサルジム新宿Me,We) ライカ(RIGHT THING ACADEMY)2位 2014年大晦日のDEEP DREAM IMPACT以来の再戦。当時は腕十字で杉山が1R 一本勝ち。 杉山は、MMA21勝7敗1分でPANCRASE初参戦。2018年大晦日に渡辺華奈にTKO負けも、以降5連勝。2022年5月の前戦では中井りんに一本負けしており、新天地で再起を期す。36歳。 ライカの2023年は、渡邉史佳にスプリット判定勝ち後、ナギを1R TKOで連勝。しかし、2023年11月の前戦で重田ホノカに判定負けを喫した。 ▼バンタム級 5分3R 田嶋 椋(OOTA DOJO)1位/2022年ネオブラッド・トーナメント同級優勝 井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)3位/2020年ネオブラッド・トーナメント同級優勝 アマチュア時代に2戦している両者。2022年ネオブラ・バンタム級優勝の田嶋は、2022年12月にTSUNEを4R TKOに下し暫定王者に。しかし、2023年4月の中島太一との王座統一戦で判定負けで正規王座獲得ならず。12月の前戦で笹晋久に判定勝ちで再起した。精緻な打撃と粘り強い組み技を持つ。 井村は、2020年ネオブラ覇者。2023年4月に石井逸人に判定勝ちも、9月の河村泰博戦で1Rダースチョークで一本負け。11月の前戦では矢澤諒に1R リアネイキドチョークを極めている。 ▼女子フライ級 5分3R NORI(PRAVAJRA)3位 渡邉史佳 (Fighter's Flow) NORIの2023年は、4月の端貴代とのフライ級王座戦で判定負けでベルト獲得ならず。2023年9月の前戦で齊藤百湖にスプリット判定勝ちで再起を遂げている。 渡邉は、テニスから柔術を始め、2022年アマチュア修斗全日本選手権女子バンタム級優勝。ボクシングのプロライセンスも取得している。2023年3月のプロデビュー戦ではライカと対戦し、ジャブを当てるなど打撃でも渡り合い、テイクダウンを仕掛けるもバックを奪われスプリット判定負け。24歳。 ▼フェザー級 5分3R 中田大貴(和術慧舟會 HEARTS)6位 シュウジ ヤマウチ(Team Yamauchi)※ライト級から転向 中田は『RIZIN.39』で芦田崇宏に判定負けも、2023年3月の三宅輝砂戦でギロチンチョークで一本勝ち。高橋“SUBMISSION”雄己らとの練習でグラップリング力を高めるも、7月の前戦で高木凌に1R KO負け。 ヤマウチは、Bellatorのゴイチ・ヤマウチの従兄弟。MMA4連勝から、2022年12月にPANCRASE初参戦。ライト級で雑賀ヤン坊に1R TKO負けも、今回はフェザー級で中田との再起戦に臨む。 【既報カード】 ▼PANCRASE女子アトム級選手権試合 5分5R SARAMI(パンクラスイズム横浜)#1位/第2代修斗女子世界スーパーアトム級王者・18勝14敗 沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)#2位・8勝3敗 ▼フェザー級 5分3R 遠藤来生(Power of Dream Sappor)#9位 14勝11敗3分 石田陸也(DOBUITA)7勝8敗 ▼ライト級 5分3R 平 信一(綱島柔術/ZST)#8位/ZST第2代ライト級王者・22勝16敗10分 神谷大智(BRAVE GYM)#11位・4勝 ▼ライト級 5分3R 西尾真輔(宇留野道場)#10位/2022年NBT同級優勝・4勝4敗1NC 余 勇利(マッハ道場)#12位/3勝3敗 ▼フライ級 5分3R 濱田 巧(パラエストラ柏)#3位/2022年NBT同級優勝 3勝 山崎聖哉(BRAVE GYM)#9位/2023年NBT同級優勝 4勝1敗 ▼フライ級 5分3R 大塚智貴(CAVE)#6位/2021年NBTストロー級優勝・5勝4敗 眞藤源太(KINGCRAFT)5勝1敗 ▼ストロー級 5分3R 植松洋貴(NEVER QUIT)#6位/2022年NBT同級優勝・2勝2敗1分 増田大河(セルフディフェンスアカデミー)2勝1敗