聖光学院が2年連続5度目の優勝 終了間際に飯塚優吾が勝ち越しトライ…ラグビー高校7人制静岡県大会
◆ラグビー高校7人制静岡県大会 ▽決勝 聖光学院19-14東海大静岡翔洋(28日・遠州灘海浜公園) 決勝トーナメントが行われ、聖光学院が東海大静岡翔洋に19―14で競り勝ち、2年連続5度目の優勝を飾った。聖光は2度先行されながらも追いつき、後半終了間際に飯塚優吾(3年)が勝ち越しトライを決めた。聖光は7月に長野で行われる全国大会に出場する。 14―14と同点の後半終了間際。思い切ったプレーが聖光を勝利に導いた。敵陣ゴール前でパスを回すと、畔柳颯主将(3年)が右サイドへキックパス。飯塚がキャッチし、1人をかわしてインゴールに飛び込んだ。「いい判断だった」と清水舜太・7人制コーチ(23)は選手を褒めた。 飯塚はアメリカ出身で、幼少時からサッカー、テニス、バレー、サーフィンなど12種目を経験していてスポーツ万能。ラグビーは聖光で高1から始め、昨冬の花園にも出場しているが、これが公式戦初トライだった。「快感でした。ラグビーがますます好きになった。やめられません」と笑った。 昨年は全国ベスト16。その原動力となった小野沢謙真(現慶大)のようなエースは不在だが「チーム力で上を目指したい」と清水コーチ。畔柳主将も「去年の成績を超えたい」と闘志を新たにした。(里見 祐司)
報知新聞社