武田梨奈「ワカコ酒 Season8」記者会見「大人になるって楽しいとワカコが教えてくれた」
BSテレ東で1月8日スタートのドラマ「ワカコ酒 Season8」(水曜深夜0:00)の記者会見が開催され、主演の武田梨奈が出席。忘れられないお酒のエピソードや新シーズンの見どころなどを語った。 2015年にスタートした「ワカコ酒」は、累計300万部(紙・電子合計。既刊20巻)を超える新久千映氏の同名漫画が原作。「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(武田)がさまざまな酒場をさすらい、ひとり酒を堪能するドラマシリーズだ。Season8の第1夜放送日に、ドラマ初回放送から10年目を迎える。 GANG PARADEが手がけるオープニング主題歌「Sparkling Moon」が流れる中、朱色のワンピースで登場した武田は「新年早々、私の代表作を届けられること、本当にうれしく思います」とあいさつ。
10年目を迎えることについて「(ワカコを演じるのは)スペシャルを合わせると9回目ですけど、本当に10年ってあっという間だったなと思います。その10年の中でもさまざまな作品や、いろいろな出会いがあったので、ワカコとともに成長させていただいたなと思います」と話し、感慨深い様子。しかし、本作のスタート時は、まだ20代だった武田も現在33歳になり、26歳という設定のワカコを演じるにあたり、「毎回、年齢を重ねるにつれてプレッシャーはあります」と苦笑した。 そして、この10年を振り返り、「最初に『ワカコ酒』に出演した時は、あまりお酒を飲めない人間だったので、まさか自分がここまでお酒を飲むようになるなんて、この作品に出合って世界が広がったので、『大人になるって、こんなに楽しいことなんだ』とワカコに教えてもらいました」と笑顔。
Season8で印象的な店については、「今回、昭和レトロのお店にいくつか行かせていただいて、自分の年齢だとあまりなじみのない場所もあるのですが、この作品を通して、『こんなお店があるんだ!』とか『こんな粋な飲み方があるんだ』と、10年経ってもいろいろな発見があったので、足を運んでみないと味わえない料理や、経験がまだまだたくさんあるなと思いました」と明かした。 第1話の「最強のチキン南蛮」では、ペナルティのヒデがゲストで登場する。「ヒデさんとは23歳ぐらいの時に出会って、10年くらいの付き合いになります。『いつか、ドラマや映画で共演したいね』と言っていたので、10年越しにかなって、第1話は個人的に感慨深いです」と振り返った武田は、この回を見逃さないでほしいとも話した。