【MLB】レンジャーズ ロス・フェンスターメイカーGM補佐がGMに昇格 コール・フィゲロアがGM補佐に
日本時間11月5日、レンジャーズはGM会議のスタートに先立って、ロス・フェンスターメイカーGM補佐が昇格してGMに就任することを発表した。米公式サイト「MLB.com」でレンジャーズを担当するケネディ・ランドリー記者によると、フェンスターメイカーは球団史上10人目のGMとなる。また、元メジャーリーガーのコール・フィゲロアがGM補佐に就任したことも発表された。フェンスターメイカーGMとフィゲロアGM補佐はフロントオフィスのトップであるクリス・ヤング編成本部長をサポートしていくことになる。 2024年ポストシーズンの日程・結果一覧 レンジャーズは9月中旬にヤングGMと複数年の契約延長を結び、同時にGMから編成本部長への昇格を発表。編成本部長の座は2022年8月にジョン・ダニエルズが辞任してから空席となっていたが、そこにヤングが収まることになり、今度はGMの座が空席となっていた。ダニエルズの辞任後、レンジャーズのフロントオフィスはヤングとフェンスターメイカーが事実上のツートップとなっており、フェンスターメイカーをGM補佐からGMに昇格させたのは順当な人事と言えるだろう。 ヤング編成本部長はフェンスターメイカー新GMについて「彼はこの組織全体を見渡すことのできる人物だ。私に足りない部分を補ってくれるし、我々は素晴らしい協力関係を築くことができている」とコメント。「このチームの多くの従業員と、私よりも長い期間一緒に働いてきた人物だし、彼をGMの役職に迎え入れられることを嬉しく思う。我々はビジョンを共有しながら、より多くの優勝を目指してチーム作りを進めていく」と語った。 フェンスターメイカーはレンジャーズの一員として、来季が16シーズン目となる。2010年に野球運営部門のインターンとして球団に加わり、2011~16年はプロスカウトを務めた。2017年はインターナショナル部門で働き、2018~19年はプロスカウト部門のディレクターに。その後、2020~21年はプロスカウト部門とインターナショナルスカウト部門のシニアディレクターとなり、2022年からの3シーズンはGM補佐としてヤングをサポートしていた。ヤング編成本部長とフェンスターメイカーGMのコンビで2023年シーズンの王者が再浮上を目指す。