【巨人】阿部監督が若手に増量のススメ「食べられる選手は長くやっている」
巨人の阿部監督が悩める若手に〝増量のコツ〟を伝授した。 8日、ジャイアンツ球場で若手中心の秋季練習を見守った阿部監督は、育成1年目の村山源内野手(19)にアドバイス。指揮官は「『今何キロ?』って聞いたら『66(キロ)です』と。『じゃあ、来年のキャンプまでに、10キロ増やせ』って(伝えた)」と明かした。 阿部監督もプロ入り後、体重増に取り組んだ。「やっぱり食べられる選手は(プロを)長くやっている。若くて育成の子は何か一芸がないとね。パワーつけるとか、体重を増やすのは大事だと思うよ」と選手寿命を伸ばすためにも増量を求めた。 シーズン中、村山ら寮生には管理栄養士が綿密に計算して食事メニューを作成。それでもオフに地元に帰れば自分で考える必要がある。身長179センチの俊足内野手である村山は「(プロ入り後、)4キロ増えました。体重を増やしてからが自分の見せ場だと思う」と指揮官からの提案にうなずいた。 なかなか太れない若手に阿部監督は「米を食べて、寝る前にペヤング(=カップ焼きそば)。飲み物はコーラ。週に4回くらいは、焼き肉の食べ放題に行って、間食でチョコ食べる」とジョークも交えて増量の〝秘策〟を伝授。阿部監督が若手の底上げでチーム力を強化を図る。
東スポWEB