臭いや虫が気になる夏の台所に。食品にも使えるハッカ油が大活躍!【今日のライフハックツール】
暑い季節に涼しくしてくれる
ハッカ油の主成分はメントールで、肌につけると清涼感があります。皮膚の表面にある涼しさを感じる細胞を活性化するためで、実際に温度を下げているわけではないのですが、電気を使わずに涼しくなれるのはとってもエコ。まだまだ暑い季節に大活躍です。 夏は湯上がりがサッパリとするクールタイプの入浴剤が人気ですが、ハッカ油のオイルバスは同様の効果があります。使う量は湯船に対して1~5滴まで。Tea-Treeの森によると、敏感肌だと刺激を感じる方もいるので、水に溶けやすいようキャリアオイルなどの基材に溶かしてから入れると、より良いでしょう。 スプレーの作りかたに出てきた無水エタノールも使えますよ。今の季節ならおすすめはハチミツ。炎症を鎮める作用があるため、日焼け後にいいそうです。 また、リネンウォーターとして「ハッカ油スプレー」を枕やシーツにスプレーすると、暑い時期でも涼しさを感じられますし、ダニの抑制効果も期待できます。アイロンする時やカーテンにかけてもいいですし、ハンカチにひとふきしておけば、外出先でも爽やかさを持ち運べます。
体の不調を和らげ、リフレッシュ効果も
風邪や花粉症で鼻が詰まったときに、カップ一杯のお湯に3滴たらして蒸気を吸入すると鼻のとおりがよくなります。刺激があるので目は閉じてください。より手軽な方法としては、ティッシュに1滴たらして香りを吸入してもいいでしょう。マスクに少量つけておく、という方法も役立ちます。 また、コップ1杯の水に1滴たらしてうがいをすると、のどの痛みに良いですし、口臭予防にもなります。それに、洗面器に入れたお湯に1滴たらしてよく混ぜ、タオルを浸して絞ったものを肩や首に湿布すると肩こりも和らぐ。
美味しく料理としていただく
朝なら紅茶に入れてミントティーにすれば目覚めがよくなりますし、夜なら手軽にモヒートが作れます。 バニラアイスクリームに好みのチョコレートやココアクッキーと合わせてチョコミントアイスにするなど、オリジナルのスイーツ作りも。今回は美味しくお手軽なスイーツ、ミントミルクゼリーの作り方をご紹介します。 フルーツによく合うミルクミントゼリーの作りかた 鍋に牛乳300mlを入れ、沸騰する手前まで温める。 砂糖大さじ4杯を加えて溶かし、5gのゼラチンを加えてさらに溶かす。 火を止め、ミントオイルを1滴入れてかきまぜる(※) 容器に流し入れ、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やし固める。 できあがったあとに型から外れにくかったら、容器をすこしぬるま湯につけると外しやすくなりますよ。 牛乳に合う季節のフルーツと合わせていただきましょう。春はイチゴ、夏は桃、秋は柿、冬はリンゴがおすすめです。 ちなみに、ゼリーだけで食べる場合は1滴だと、香りが強すぎるかもしれません。容器に一度とって、箸などにつけてから材料に入れてかき回す、を味見しながら繰り返すと好みの強さに調節できます。 ──2017年8月29日の記事を編集のうえ、再掲載しています。 執筆・撮影:今井麻裕美 Source: 北見ハッカ通商 1, 2, Tea-Treeの森, Amazon.co.jp
ライフハッカー・ジャパン編集部