『007/ゴールドフィンガー』60周年! 劇中にロールス・ロイス「ファントムIII」が登場したのを知ってる? 名車を振り返ります
AMWノミカタ
1964年に公開された『007/ゴールドフィンガー』のボンドカーはアストンマーティン「DB5」であるが、敵役のクルマとして「ファントムIII」が使われていることを初めて知った。007の公式YouTubeチャンネルではフルカ峠でのカーチェイスの模様をダイジェストで観ることができるが、ロールス・ロイスを象徴する観音開きのドアを開けるシーンやフロントに屋根のないこのモデルの映像は、当時映画を見る人々を驚かせたことだろう。 その走る姿は余裕に満ちて優美であり、オーリック・ゴールドフィンガーが悪路の峠道であるにもかかわらず後席で居眠りをしているシーンは、いかにファントムIIIが快適であったかを、とてもうまい方法で表現している。あらためてこの『007/ゴールドフィンガー』を含めて007映画を再鑑賞したいと感じた。
AMW
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