6月ニューヨークでスポーツ界のモンスターとモンスターが対面も
プロボクシング世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)=大橋=が9日(日本時間10日)、米国で最も権威のある専門メディア「THE RING(リングマガジン)」が選定する、全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で1位に輝いた。日本選手初の1位になった2022年6月以来の栄誉。全米ボクシング記者協会(BWAA)のMVP受賞も決まっている尚弥について、所属ジムの大橋秀行会長(59)は米ニューヨークで6月6日(同7日)に行われる授賞式に出席すると明かした。 大橋会長はこの日、6月にニューヨークで行われるBWAAのMVP授賞式に尚弥とともに出席することを明らかにした。同協会のサントリキート会長から連絡を受けた際に「出席してほしい」と求められており、尚弥はネリ戦前にも「タイミングが合えば、行きたい」とコメントしていた。 海外メディアは、授賞式翌日の7日(同8日)にニューヨークで大リーグのヤンキース―ドジャース戦が行われることを指摘しているが、大橋会長は関係者から試合観戦に招待されていることを認めた。その際には、ドジャースの大谷翔平投手(29)と再会する機会がある可能性も。両者はかつて、日本での表彰式などで何度か顔を合わせている。ボクシングと野球のスーパースターがスタジアムで対面すれば、さらに話題となりそうだ。
報知新聞社