古江彩佳は6位でフィニッシュ 五輪代表争いライバルの笹生優花Vに「追いついて頑張るしかない」
◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 最終日(2日、米ペンシルベニア州ランカスターCC=6583ヤード、パー70) メジャー初優勝を目指した古江彩佳(富士通)は3バーディー、1ボギーの68で回り、通算2オーバーで6位に入った。10位以内に与えられる来年大会出場権を確保した。「すごい難しいコースだったので、神経を使う4日間だった。最終日だけでもアンダー(パー)で回れたのはうれしかった。いい上がり方ができたかなと思う」と難セッティングだった今大会を振り返った。 パリ五輪代表決定まで残り3週間。笹生優花(フリー)が今大会の優勝により、世界ランクに反映される100ポイントを加点し、日本勢最上位に浮上する見込み。代表入りを熱望する古江は「五輪に出るライン上にいる選手たちが今回、すごくいい順位で上がっていたりした。追いついて頑張るしかないと思いながらのゴルフだった」とライバルとの代表争いも視野に入れながらの4日間となった。残された試合はわずかとなったが、「一つ一つが大事だと思うので、精いっぱい頑張りたい」と最後の最後まで諦めない姿勢を示した。
報知新聞社