「聖域」と化したタカラヅカ 経営トップの寵愛を受け、いつしか構造的パワハラの温床に 宝塚歌劇団が舞台を守るために必要なことは何か
さらに言えば、上場企業であろうとなかろうと、芸術の追求と引き換えに人権を無視しても良いという論理は成り立たない。技量の向上と心身の安全をどう両立するべきか。閉鎖的になりがちな世界で、指導する側の暴走を第三者が抑える仕組みも必要になるだろう。あらゆる芸事に身を置く人が、追い詰められて命を失うことがなくなるよう、改めて考えるきっかけにしたい。 【情報をお寄せください】取材班では、宝塚歌劇団をはじめ様々な芸術を取り巻く環境について取材を進めています。みなさまがお持ちの情報を、ぜひ共同通信・大阪支社のX(旧Twiter)アカウントのDM(ダイレクトメッセージ)までお寄せください。取材源は必ず秘匿します。@kyodonewsosaka