【POG】来シーズンの取材も順調!ボチボチ早期デビュー馬を紹介できれば(美浦発)
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。 先週は阪神でフィリーズレビューが行われ、11番人気のエトヴプレ(牝、藤岡)が勝利。1番人気のコラソンビート(牝、加藤士)は2着でした。3着に入った12番人気セシリエプラージュ(牝、中村)までが桜花賞(4月7日・阪神、芝1600m)の優先出走権を獲得。牡馬も含めて、今年のクラシックトライアルは一筋縄ではいかない結果が続いてますね。中山で行われたアネモネSも3番人気キャットファイト(牝、上原博)、4番人気テウメッサ(牝、金成)が権利を獲得し、1&2番人気馬は連対を外す結果に。この5頭はいずれも桜花賞へ。今週の前哨戦でも伏兵の台頭があるのか注目したいですね。 まだフラワーCが残っていますが、桜花賞の賞金ボーダーは1600万円と予想。POGで人気だったアルセナール(牝、木村)やボンドガール(牝、手塚)の出走は難しそうです。まあ、今後どうなるのか分からない部分もありますので、有力馬の動向には注目していきたいところです。 9日中山の1勝クラス(芝2000m)はヘデントール(牡、木村)が連勝を飾りました。今後は馬の様子を見ながらということですが、ダービートライアルでの走りを見てみたいですね。ちなみに、この馬はグリーンチャンネルのPOGドラフト会議で指名した馬。また一頭、楽しみな馬が出現してうれしい限りです。ただ、今シーズンの指名馬の層が厚くなればなるほど来期の不安が増してくるのはなぜでしょうか…。取材を頑張ります。 10日中山の1勝クラス(芝1200m)を完勝したアララララ(牡、清水英)は、葵S(5月25日・京都、芝1200m)へ。フィリーズレビュー5着のオメガウインク(牝、大和田)はNHKマイルC(5月5日・東京、芝1600m)を視野に調整されるそうですが、除外対象だった場合は橘S(5月5日・京都、芝1400m)へ向かうとのこと。 徐々に2歳の緑ゼッケンが増えてきましたが、ゲート試験の合格馬はまだ1、2頭ほど。そろそろ本格的に増えてきそうではあります。POGの取材も消化してきており、来週から早期デビューができそうな馬を何頭かピックアップしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみにしてください。(馬サブロー美浦支局・木村)