センバツ高校野球 クラーク開会式リハ きょう初戦、気持ち新たに /北海道
第94回選抜高校野球大会は17日、阪神甲子園球場で開会式リハーサルがあり、クラーク記念国際の白取太郎主将らが選抜旗を手に行進した。白取主将は甲子園について「すごく大きい。いい経験をさせてもらっているので楽しみ」と語り、18日第3試合の九州国際大付(福岡)戦に向けて気持ちを新たにした。 チームはセンバツを前に前橋育英(群馬)などと練習試合を行い、7勝2敗と調子を上げる。佐々木啓司監督は「選手は明治神宮大会を経験して成長している。先に5点を取り、早めの継投も考えている」と話した。 エース左腕の山中麟翔投手は練習試合8試合に登板。神宮大会に出場した2021年11月以来となる実戦に手応えを示し「直球の質が上がり、変化球もキレている。いい仕上がり」と好調な様子。神宮大会で九州国際大付戦に先発し、4失点した本格派右腕・辻田旭輝投手は「リベンジして初勝利を呼び込みたい」と意気込みを語った。【三沢邦彦】