【AR共和国杯展望】好走傾向に合致するサヴォーナを信頼
舞台となる東京芝2500mは直線の上り坂を2回通るコースのため、字面以上にスタミナが要求されやすい。春に同舞台で行われる目黒記念と比べても時計が掛かる傾向で、より長い距離に対応できるタイプが幅を利かせてきやすいレースだ。 【写真】サヴォーナこれまでの軌跡 1.若い馬が中心 過去10回で、3歳馬は数が少ないが[2-0-2-1]。また、4歳馬は[6-3-3-21]で複勝率36.4%と優秀。対して、5歳馬は[1-4-5-42]で複勝率19.2%、6歳馬は[1-2-1-34]で複勝率10.5%、7歳以上の馬は[0-1-0-32]で複勝率3.0%。 2.前走の距離に注目 過去10回で前走が2600mだった馬は[0-2-0-25]で複勝率7.4%しかない。中でも前走札幌芝2600mのオープンを走っていた馬が参戦してくるケースが多いが、コース形態や芝状態が違うこともあってか好走例は多くない。 3.逃げ苦戦も先行できる馬が中心 過去10回で、4角1番手だった馬は[0-1-0-9]で複勝率10.0%と苦戦傾向にあるが、2~5番手だった馬は[7-2-3-37]で複勝率24.5%。上り坂スタートということで前半がゆったりしたペースになることも多く、好位で脚を溜めていける馬がその恩恵を受ける。 サヴォーナが中心。近4走は詰め切れず馬券圏内を外しているが、それでもGI含め大崩れはなく、今回の2500mあたりに最も適性がありそう。好位でレースを運べ、条件もピッタリ。4歳馬でレースとの相性も良く、ここは前進が期待できそうだ。