国民・榛葉幹事長「私の判断」 玉木雄一郎氏の不倫報道、党倫理委で調査 主なやりとり
国民民主党の榛葉賀津也幹事長は13日、玉木雄一郎代表の不倫報道を巡って、党の倫理委員会に事実関係の調査を委任したと発表した。玉木氏は女性タレントとホテルで密会していた疑惑などが報じられ、「おおむね事実」と認めた上で謝罪した。榛葉氏と記者団の主なやり取りは以下の通り。 【写真】不倫疑惑報道を受けた玉木氏の記者会見。手元の資料には会見の対応手順や発言内容が書かれていた 「13日午前、党臨時役員会を開き、玉木氏の報道につき党倫理規則6条4項に基づき、倫理委に調査を委任した。なるべく早く、倫理順守に関して意見を述べることを求める。竹詰仁倫理委員長、浅野哲委員、田村麻美委員に問題について協議してもらう。また、代表代行が空席になっており、古川元久国対委員長の就任を決定した」 ──結論が出る時期は 「倫理委に任せる。しっかり調査してほしい。委任は早くしないといけないとの判断だ」 ──委任した問題意識は 「プライベートなこととはいえ、世間をお騒がせし、国民の皆さんに失望を与えた。党として倫理委に委任して調べてもらうということだ」 「今日も本意ではない身内の報道が一部あったやに聞く。トータルで政治的な判断も必要だと思う。ただ、いろいろなものをごちゃまぜにしないよう、第三者機関である倫理委にチェックしてもらうということだ」 ──玉木氏の代表としての権限は制限されるのか 「今のところ考えていないが、本人は相当反省しているから、少し自主的に静かになるのではないか。役職としては、なんら制限ない」 ──他党との交渉も代表として務めていくのか 「当然だ。代表だから」 ──倫理委に委任する経緯は 「私の判断だ。いろいろな人の話を聞き、やはり倫理委に委任することが適切ではないかという判断だ」