【プロ野球】1試合のボール代は「約17万円」!? ひんぱんに交換される理由とは? 交換後のボールの使いみちについても解説
プロ野球は国内でも最も人気があるスポーツの1つです。シーズン真っ最中のいま、各球場で繰り広げられている熱戦が、地上波・BS・CSなどテレビ放送もされ、盛り上がりをみせています。観戦しているとさまざまなことが目に入ってきます。 例えば1試合に何度もボールを交換しているのを見て、「ボール代だけでいくらになるのか」など考えたことはありませんか? また、どのようなタイミングでボールが交換されているのかなど“小ネタ”を知っておくと、観戦がさらに面白くなるかもしれません。 本記事では、ボール1球の値段や交換するタイミングについて解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
そもそもプロ野球で使われているボールの値段は?
プロ野球の1軍で使われているボール「NPB12球団統一試合球オーセンティックボール」は1球3100円(税込)です。 ミズノから販売されているボールで、プロ野球でも使用されている高品質なボールです。硬式用の社会人試合球や高校練習球など他の野球試合球と比較しても、価格は倍近くなっています。 図表1はプロ野球以外の試合球の価格です。 図表1
ミズノ公式オンライン 硬式用ボールを基に作成
プロ野球でボールが交換されるタイミングとは?
プロ野球ではさまざまなタイミングでボール交換がおこなわれますが、実際に試合を見てみるとかなりの高頻度といえます。 一般的にイメージしやすいのはファールボールなどでスタンドにボールが入ったり、ヒットを打ったりした際が挙げられるでしょう。このようにバットにボールが当たったタイミングでは、基本的にボール交換されると考えられます。 他にも、ピッチャーが投げたボールがワンバウンドした際などにも交換して、常にキズや土などがついていないボールを使うのが基本です。キズや汚れがついたボールは思わぬ変化がかかることがあり、意図しない投球になることもあります。 思わぬ曲がり方をしたボールが打者にぶつかったりキャッチャーが捕球できなかったりすることで、選手がけがをしないようボールの交換がおこなわれているのです。