家にあるモノ全部売ったら、何万円になる? メルカリが2024年の平均「持ちモノ資産」を発表
不用品をメルカリなどで売ったことがある人は、自分が持っているモノの価値を認識する機会も多くなっているかもしれません。でも、今持っているモノを売ったら総額いくらになるのかは、想像がつきにくいですよね。 【ランキング】 メルカリ公式バイヤーが発表! 2024年上半期、海外の人に買われたアイテムTOP10 そこでメルカリは2024年11月、家庭にあるモノを金額換算した「持ちモノ資産」という数値を算出しました。 この記事では、メルカリが行った「日本の『持ちモノ資産』に関する調査」の結果から、2024年の持ちモノ資産の内訳を見ていくとともに、持ちモノ資産という考えを生かした家計術について考えていきます。
◆2024年の「持ちモノ資産」額はいくらになった?
メルカリは、独自調査の結果をもとに「持ちモノ資産」を算出しました。『使用・未使用を問わず家庭内で保有しているモノの保有数量調査および「メルカリ」の平均取引価格により個人の持ちモノを金額換算した数値』のことで、簡単に言うと「今持っているモノをメルカリで売ったらいくらになるか」を表しています。 メルカリによると、2024年の持ちモノ資産は、1世帯当たり平均で約356万円、国民一人当たり平均で約182万円になるのだそうです。
▼最も多いのは服飾雑貨
なかでも大きな割合を占めたのは「服飾雑貨」(33.6%)。服(トップス、ボトムス)や靴、時計、バッグなどのファッションアイテムがここに含まれ、金額は約61万円にも上ります。
◆それでも売らずに捨てている人は多い
ところが、使わなくなったファッションアイテムを捨ててしまっている人も未だに多いようです。 メルカリが「直近3年間のファッションアイテムの整理の仕方」についてアンケートを取ったところ、「捨てた」と回答した割合は60代が最も多く、78.3%。最も低い10~20代でも53.6%という結果でした。一方「売った」と回答した割合は、最も多い30代でも35.8%。10~20代は29.8%、60代は16.7%にとどまりました。 処分されたアイテムの商品価値や使用年数などは明かされていませんが、回答者の方々が捨てたアイテムの中には、メルカリに出品すれば高値で売れたモノもあったかもしれません。持ちモノ資産としても、服飾雑貨だけで平均約61万円に上ることを考えると、捨ててしまうのはもったいないですよね。 そこで以下では、ファッションアイテムをメルカリで売るために押さえておきたいポイントと、処分すべきアイテムが多い場合でも無理なく出品するために活用したい機能を紹介します。