【熊本県 2024年版】 春の絶景・風物詩10選 暗闇に浮かび上がる妖艶な桜の大樹
寒さの中で力を蓄えた草木がパワフルに芽吹き、次々と花を咲かせて景色をカラフルに染め上げる春がやってきました。 【画像】熊本県 春の絶景・風物詩を一気見! 日本各地に、今しか見られない、かけがえのない美しい景色が広がっています。今回は熊本県が誇る、春の絶景・風物詩をピックアップ。自然が織りなす奇跡の景色に会いにいきませんか?
◆毎床の大桜
「毎床の大桜」は、球磨村の杉林の中に1本だけ立つヤマザクラ。樹齢は300年と推定されており、高さ約15メートル、幹回り3メートル以上の大きさを誇る。 満開になると、見る角度によってはハート形に見えるため、いろいろな場所から眺めてベストショットを撮影したい。 夜にライトアップされた桜は妖艶な姿へと変わり、一帯が幻想的な雰囲気に包まれる。 見ごろの時期:3月下旬~4月上旬 毎床の大桜(まいとこのおおざくら) 所在地 熊本県球磨郡球磨村大字三ケ浦毎床
◆牛深ハイヤ祭り
佐渡おけさや阿波踊りなど、全国40カ所以上のハイヤ系民謡のルーツといわれる「牛深ハイヤ節」。古くから漁業が盛んな港町・牛深町に江戸時代から伝わる伝統芸能で、船乗りと町の女性たちが歌い踊っていたものが始まりとされている。 毎年4月に開催される「牛深ハイヤ祭り」では、約3,000人の参加者が中心街を練り歩く「ハイヤ総踊り」や漁船による「船団パレード」、「水産フェア」などさまざまな催しを実施。期間中は県内外から多くの観光客が訪れる。 開催期間:毎年4月 ※2024年は4月19日(金)~21日(日) 牛深ハイヤ祭り(うしぶかハイヤまつり) 開催地 熊本県天草市牛深町
◆一心行の大桜
「一心行の大桜」は樹齢400年の一本桜。樹高14メートル、枝張り東西21.3メートル、南北26メートル、幹回り7.35メートルというスケールの大きなヤマザクラで、南阿蘇村のシンボル的存在だ。 春には淡い薄紅色の花を咲かせ、桜と同時期に周りを取り囲む菜の花も開花。桜と菜の花のコントラストは鮮やかで、多くの観光客を魅力する。 見ごろの時期:3月下旬~4月上旬 一心行の大桜(いっしんぎょうのおおざくら) 所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村中松3226-1