セブン‐イレブン、北東北・四国・都心で出店強化 同じエリアで一定数を超える出店により1店舗の売上げが拡大 永松社長が語る
セブン‐イレブン・ジャパン(SEJ)は、シェア率が低いエリアへの出店を強化している。 直近の強化エリアについて、昨年12月18日、取材に応じた永松文彦社長は「北東北(青森県・秋田県・岩手県)と四国(香川県・愛媛県・高知県・徳島県)に加えて、(シェア率という点では)全く逆なのだが、都心も増やしている。都心はやはり人口が増えており、インバウンドも増加しているため」と語る。 出店は、不振店を出さないように出店基準・投資基準を厳格化しながら推進。 同じエリアで一定数を超える出店数となると、認知度が高まり、1店舗の売上げが拡大するという。 「山形県では100店舗を超えたあたりから売上げがグーっと上がっていったのを記録している。近所・通勤途中・職場の近くでセブン‐イレブンが利用されるようになり、相乗効果が生み出される」と説明する。