iPhone 16、発売直後だと使えない機能がけっこうある
アップルは環境に関するメッセージの見直しが必要?
アップルのイベントでは、より薄くなったApple Watch Series 10や、中価格帯のノイズキャンセリング対応AirPods 4、AirPods Proの補聴器サポートなどが発表されました。 AirPods Proの補聴器機能などは興味深いですが、実際の補聴器と同等のパフォーマンスかどうかは、試してみないことにはわかりません。 上記のことなどを踏まえると、iPhone 16世代は、iPhone 17の登場まで見送ってもいいのではないかとも思えます。 少なくとも、iPhone 17が出る頃には、現在発表されているソフトウェアの機能はすべて発売時に搭載されているはずです。 また、アップルのイベントは、シリコンバレー的な誇張にも満ちていました。リサイクル材料の使用や、低炭素輸送への注力などが主張されましたが、製造も輸送もアップルが環境に与える影響の一部に過ぎません。環境保護団体は、このようなアップルの実際以上に環境配慮を印象付けようとする「グリーンウォッシュ」を批判しています。 また、コンゴがアップルを、紛争地域から希土類(レアアース)を調達しているとして、批判していることも忘れてはいけません。コンゴが訴訟を起こすかはわかりませんが、このことは、毎年新しいハードウェアをリリースしようとする限り、どんな多国籍企業も倫理的な運営が難しいということを示唆していると言えます。
カタヤママコト