【ロッテ】種市が8回無失点の快投で今季4勝目…4番・岡本を4打席無安打3Kに封じる
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人3―4ロッテ(5日・東京ドーム) ロッテの種市篤暉投手が8回を4安打無失点で抑え、今季4勝目を挙げた。2020年7月25日の西武戦(メットライフ)以来、4年ぶり自身2度目の完封はならなかったが、チームの連敗を「2」でストップ。前日に球団ワーストタイとなる1イニング11失点など、計18失点で大敗した悪い流れを断ち切った。 種市が強打者・岡本を完全に封じた。初回は2死一塁で4番・岡本を迎えると、追い込んでから144キロのフォークで空振り三振に仕留めた。6回には無死一、二塁で再び岡本を迎えると、内角低めにずばっと151キロの直球を決め、見逃し三振に。8回には先頭・丸に四球を与えたが、2死二塁で岡本をスライダーで空振り三振にし、マウンド上では雄たけびをあげた。 打線は4回にソトの3ランで先制すると、9回には佐藤の左越適時二塁打で追加点を挙げ、4―0とリードを広げた。9回は、この日に昇格したばかりの22歳サイド右腕・横山が1点を失い、なお2死三塁で守護神・益田にスイッチ。益田も大城に三塁線を破る適時二塁打を許すなど、1点差に迫られたが、何とかリードを守り抜いた。
報知新聞社