広島連覇へ吉田監督「サッカーの聖地である国立で…」 INAC神戸は初Vに挑む 29日クラシエ杯決勝
WEリーグ・クラシエ杯決勝の広島―INAC神戸戦は29日に国立競技場で行われる。26日にはオンライン会見が行われ、両チームの指揮官らが意気込みを語った。 広島は初の国立競技場で2連覇に挑む。吉田恵監督は「サッカーの聖地である国立で、なおかつ連覇の懸かったカップ戦の試合ができることに対しても凄く意義深い。ぜひとも国立でカップ戦を獲りたいという強い気持ちで戦ってくれると思う」と力を込めた。 22日の皇后杯準々決勝ではINAC神戸に0―1で敗れた。“リベンジ”へDF左山桃子は「リーグ戦もそうだが、INACさんには開始3分でやられる場面が多いので最初の入りから集中していきたいと思う」と警戒した。 INAC神戸は8日の準決勝で新潟に1―0で勝利し、初の決勝進出。主将のDF三宅史織は「自分たちはクラシエ杯で初めて決勝に挑むのでチャレンジャーとして去年のチャンピオンと国立で戦えるのは素晴らしいことだと思う。チャレンジャーとして自分たちのサッカーを見せたいと思う」と意気込んだ。ジョルディ・フェロン監督も「今季いくつかのタイトルを獲れる位置まで来ていると思う。リーグ戦でも2位で皇后杯でも上にいけるチャンスがある。まずはクラシエ杯を獲れるように頑張っていきたい。素晴らしい広島さんと対戦できるので、リスペクトをもって試合に臨みたい」と力強く語った。