宝塚歌劇団、職場環境で2度目の“匿名アンケート”実施 「改革の取組」進捗発表
宝塚歌劇団は12日、劇団公式サイトで「改革の取組」の進捗について報告した。 同劇団と阪急電鉄、阪急阪神ホールディングスが連携し取り組んでいる同改革。進捗として、心理的安全性も含む職場環境について、11月から2回目の「匿名アンケート」を実施していることを報告した。 【動画】七海ひろき、13分間の“今の私の思い”独白(2013年12月) また、匿名で投稿できる意見箱について、10月に5度目の進捗報告を劇団員の代表から劇団員宛に書面で行ったことなどを伝えた。 ■12日に発表された「革命の取組」進捗 ●組織的なマネジメントやサポートを強化するための体制・システムの整備 ・出演者用食堂のリニューアルおよび出演者の利用無償化【2025年1月より実施予定】 身体のコンディション向上の必要性が高い 出演者の健康増進を目的として、 宝塚大劇場 にある出演者用食堂 をリニューアルし、管理栄養士監修のもとで健康志向の食材を用いたメニューを提供するとともに出演者の利用を無償化します。 ・現場の問題を把握し、意見を吸い上げる仕組みの強化 2024年11月より第2回の匿名アンケートを実施しています。 ●劇団員および関係者の意識改革・行動変容を促す取組 ・匿名で投稿できる意見箱の設置【2023年12月より実施済】 2024年10月に五度目の進捗報告を劇団員の代表から劇団員宛に書面にて行いました。 ●劇団員が働きやすい労働環境づくり 2025年1月からは主に若年層への支援施策の一環として住宅補助手当を導入予定です。