琴桜 祖父の墓前で綱獲り決意 墓前にスペースありで、佐渡ケ嶽親方「土俵入りさせます」
大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)で横綱昇進を目指す大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)が3日、千葉県松戸市の同部屋で新春初稽古を行った。幕下力士に1番胸を出した後に十両・琴栄峰と連続して11番。激しいぶちかましからの速攻など力の違いを見せつけ「いつも通りです。大きな目標に向かって、ここからが本番」と表情を引き締めた。 元日には祖父(元横綱・琴桜)の墓参りを行い優勝を報告。墓前には土俵入りができる広めのスペースがあり、父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は「2代目(琴桜)をここで土俵入りさせます」と誓ったという。初の綱獲りに臨む27歳も「やれることをやるだけ」と言葉に力を込めた。