指揮官のラブコールを受けて移籍…吉井裕鷹「もっと自分の価値を高められるように」
9月24日、都内でBリーグ2024-25シーズンのティップオフカンファレンスが開催。三遠ネオフェニックスからは吉井裕鷹が出席し、会見後の囲み取材に応じた。 吉井は大学時代を含め5シーズン在籍したアルバルク東京を退団。これまでも獲得に興味を示していたという大野篤史ヘッドコーチが率いる三遠への移籍を決めた。 「ずっと声をかけてくれたのは本当にうれしいことです。そういう(求められる)選手になれて良かったですけど、まだまだ僕自身のキャリアを長くしたいので、もっと自分の価値を高められるように頑張りたいと思います」 チームメートのデイビッド・ヌワバをはじめ、ドイツ代表のヨハネス・ティーマン(群馬クレインサンダーズ)、ブラジル代表のクリスティアーノ・フェリーシオ(仙台89ERS)など実力者がBリーグに参戦。外国籍選手がもたらす影響について聞かれると、「すごく(影響が)あると思います。今シーズンだけではなく、ここ数年は強烈な外国籍選手が来ていると思っています」と明かしつつ、危機感も口にした。 「日本人選手のレベルが上がってきているのは間違いないと思います。外国籍選手が入ってきた時、日本人選手が淘汰されないように頑張るしかありません」 「優勝します!」と今シーズンの目標を宣言した26歳は、10月5日の開幕戦で激突する琉球ゴールデンキングスについて「長年培ってきたものがあり、フィジカルが強く、バスケットボールの遂行力も高い」と警戒し、「そこを崩せるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
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