熊本で震度7 気象庁会見14日午後11時半(全文3/完・質疑応答2)
14日午後9時26分ごろ、熊本県を震源とする地震があり、熊本県益城町(ましきまち)で震度7を観測した。気象庁によると、震度7の地震は九州地方では初めて。14日深夜に会見した同庁地震津波監視課の青木元(げん)課長は、今後1週間ほどは震度6弱程度の余震が続く可能性があるとして警戒を呼びかけた。 【中継録画】熊本で震度7 気象庁が会見(14日午後11時30分)
九州で長周期地震動階級3を観測したのは初めてか
日本テレビ:すいません。日本テレビのマキエと申しますが、一応、念のためお聞きするんですが、雲仙普賢岳や桜島、そういった火山活動は今のところは特に変化は。 青木:特に変化はありません。 記者2:あと、ごめんなさい。これも一応確認なんですけど、震度7を国内で出すのは、東北地方太平洋沖地震以来ということでよろしいですか。 青木:そうです。 記者3:熊本県で長周期地震動階級3を観測したのは初めてですか。 青木:初めてです。 記者3:九州では。 青木:九州では、ちょっと待ってくださいね。 男性:九州でも初めてです。初めてです。 青木:九州でも初めてです。
1885年以降で一番大きい地震だが原因は?
テレビ朝日:すいません。テレビ朝日ですけども、この1885年以降で一番大きい地震だと思うんですけども、大変なかなか難しいと思いますけども、初めてこれが起こった原因というか、理由というか、何か(※判別できず)ものはございますでしょうか。 青木:活断層があること自体、ここは過去から地震活動が繰り返し、地震が発生してきたという地域ですから、ここに1885年からの百何十年か出してますけども、活断層の地震の発生間隔は1,000年、2,000年とかそういうオーダーですんで、今回がこの100年間で初めてといっても、その前を見ると多分にあった可能性はあります。 テレビ朝日:その前の調査とかっていうので、ご存じの範囲で何かあったりしますか。大きな地震が(※判別できず)。 青木:そこは何かありますか。ちょっと今のところ、すぐ出てきません。 記者3:ありがとうございます。 NHK:たびたびすみません、NHK、ミヤハラです。過去の地震なんですけれども今回、資料2枚いただいているわけですけれども一番、メカニズムであったりとか近いというふうにみていらっしゃるのは、どの地震のですか。 青木:過去の地震というのは、過去100年の地震ということですか。 NHK:あるいはこの、最近発生が、詳細という紙のほうにもある。 青木:はい。 NHK:それを近い地震というふうにみてらっしゃるわけですか。 青木:そこは、古い地震についてはメカニズムがはっきりしませんので、そこは分かりません。最近の地震で言うと、この地方で、先ほど言いましたように、南北張力の横ずれ断層というのがある程度よく発生してるものですから、一般的にこの地域で発生するような地震と同じと考えています。