【オートレース】森且行、復帰後初Vへ今回こそ!準決勝2着で優勝戦進出~川口オート
オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は17日、埼玉県川口オートレース場で行われた地元開催の4日目第10R「準決勝戦」に出走。0~20メートルハンデ戦の大外8枠からスタートして、道中は最後方に置かれる厳しい展開になったが、確かな足取りで追い上げて最後は逃げた間中大輔と車体を合わせてゴールイン。惜しくも捕らえ切ることはできなかったが2着に入り、見事ファイナリスト8人の仲間入りを果たした。 ロッカーに戻ってきた森の表情はすこぶる晴れやかだった。「スタートが切れていないなあ。終わったあ~、と思ったけれど8番手からさばいて行けたからね! 膝当てを換えて腰回りも良くなりました。でも、タイヤが限界ですご~く滑りました。いやあ、疲れたあ~(グッドジョブを果たした爽快な表情で)」 さあ、大けがから復帰して以来、初となるVへ。20年11月3日の日本選手権オートレースを制してから遠ざかっている優勝をぜひここに達成したい。ファンも自身も心から戴冠を願っている。「うん! そろそろ優勝したいなあ~(超かみしめるように)。あとは試走かな。もっと出ていいはずなんだよ。試走を3秒28ぐらい出せるぐらいならね。あとは…。仕事しま~す!」 個人的な話になりますが、前回の優勝戦(7日、3着)は浜松開催の取材のため、現地で見届けることはできなかった。「また浜松に行くんじゃないの? だって、浜松は周平(青山)と圭一郎君(鈴木)が出ているし、あっちの方がおもしろいんじゃないの~?(いたずらっぽく笑いながら)」 いえいえ、通算33度目の優勝原稿、もう書く気マンマンです。 注目のファイナルは開催最終日・18日の第12R「優勝戦」(午後8時45分発走予定)。主演男優・森且行の“サタデーナイトフィーバー”のさあ、開演です。
報知新聞社