ドジャースWS制覇に危険信号? 元本塁打王がジャッジの復活を予告「要注意。要注意だ」
大爆発の呼び水となるのか…。不振を極めたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が29日(日本時間30日)のドジャース戦でワールドシリーズ(WS)初打点をマークした。 【動画】捕球したベッツのボールを強奪するヤンキースファン 第3戦まで打率0割8分3厘(12打数1安打)、7三振と快音を響かせられず、本塁打もゼロ。米メディアのバッシングも激しさを増した中、この日の第4戦も「3番・DH」で先発出場した。四球、死球、遊失、中飛と第4打席まで当たりが出なかったが、10―4と大量リードした8回一死二塁で迎えた最終5打席目に甘いコースのスライダーを左前へ運び、11点目をもたらした。 ジャッジ自身は「チーム全員が目の前の1試合に集中している」と話したが、特に短期決戦では不調な選手を眠らせたままにしておくことが鉄則だ。 試合後、米放送局「FOXスポーツ」に出演していたデビッド・オルティス氏(48)は自信に満ちた表情でこう語った。 「アーロン・ジャッジの最後の打席。要注意。要注意だ。彼は過去4試合で最高のバランスを見せた。自信のレベルを上げるにはそれだけで十分だ。それが明日、チームをより良い状況に導くだろう」 現役時代に本塁打王に1度、打点王に3度輝いたレジェンドの言葉に米メディア「クラッチポイント」は「おそろしい警告」と伝えた。第5戦は30日(同31日)に同じくヤンキースの本拠地で行われる。1勝3敗から奇跡的な大逆襲を見せるのか、それとも――。
東スポWEB