寝ても疲れが取れない原因は「夜間低血糖」かも!?【夜間低血糖を防ぐ3つのこと】とは?
早朝に目が覚めて眠れない、悪夢を見て寝た気がしない、しっかり寝たはずなのに疲れている……。睡眠の質の低下の裏には「夜間低血糖」が潜んでいるかも。今回は溝口徹先生に、夜間低血糖を防ぐためにやるべきことをお伺いしました。 【不眠レベル診断】 眠れない原因と対策方法を徹底解説!
教えてくれたのは…溝口徹先生
みぞぐちクリニック 院長 神奈川県出身。1990年福島県立医科大学卒業。横浜市立大学医学部付属病院、国立循環器病センター勤務を経て、日本初のオーソモレキュラー栄養療法専門クリニックを開院。 分子栄養学的なアプローチで悩みや症状の根本からの改善に取り組む。
夜間低血糖を防ぐためにやるべきこと
✔ 夕食は糖質を控えめにする ✔ ゆっくり食べることを意識して、炭水化物は最後に食べる ✔ 寝る前にタレの味付けの焼き鳥やMCTオイルまたはココナッツオイルを摂る みぞぐちクリニック 院長 溝口徹先生 夜間低血糖対策で一番大切なことは、血糖値の乱高下を防ぐこと。夕食は炭水化物を控えめにしてゆっくり食べるだけでも、血糖値をコントロールできます。また、寝る前の効果的な補食も有効です。脂質やタンパク質が中心で少量の糖質を含むものを適量摂るのが良いでしょう。 タレの焼き鳥、ハニーナッツ、MCTオイルもおすすめです。MCTオイルはダイレクトにケトン体を生成し、糖の代わりにエネルギーになるため夜間低血糖対策には最適です。 ただ、胸やけを起こす方もいるので、その場合はバターをひとかけかじるのでもいいでしょう。 イラスト/二階堂ちはる 取材・文・構成/剱持百香 Edited by 剱持 百香
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