ANA、機内の忘れ物最多はワイヤレスイヤホン 携帯電話や土産物も要注意
全日本空輸(ANA/NH)は、機内で多い忘れ物として、ワイヤレスイヤホンとスマートフォンなどの携帯電話、土産物袋の3点を挙げ、到着地で降りる前に確認するよう、呼びかけている。 【写真】2024年に就航したANAの787-10国内線仕様機 空港のグランドスタッフ(地上旅客係員)が、到着後の機内で多い忘れ物として挙げたものだといい、もっとも多かったのはワイヤレスイヤホンで、携帯電話、土産物袋と続いた。 座席前のポケットや、座席と座席の間に忘れ物があるケースも多いといい、とっさに置いてしまったものや、土産物袋のように手荷物収納棚(オーバーヘッドビン)に置いて忘れてしまうものなどを、降りる前に再度確認して欲しいという。 到着地の空港では、保安上の理由で到着ロビーへ出ると搭乗口へは戻れない。年始に自宅へ戻る際などは、年末の出発時よりも旅の終盤に近づき、つい気が緩んでしまいがち。到着時は改めて身の回りのものを確認する必要がありそうだ。 ANA便の年末年始期間中のピークは、国際線は下り(日本発)が12月28日、上り(日本着)は1月5日で、国内線は下りが31日、上りは4日となっている。
Tadayuki YOSHIKAWA