前回王者の武南が細田学園に1-0で完封勝利
令和5年度埼玉新人戦(新人選手権大会)の準々決勝4試合が2月12日、埼玉県内2会場で行われ、昌平高校人工芝グラウンドで行われた第2試合は細田学園と武南とのあいだで争われた。 【フォトギャラリー】武南 vs 細田学園 前半序盤、武南は攻勢を強め、サイド、中央から細田学園を攻め立てたが、相手の守備の強さとともに、精度に欠くプレーがあり、決定的なシーンを作れずにいた。 そのなか、前半35分に武南は左サイドを突破したMF11長谷川渉(2年)が中央にクロス。これをMF6平野琉斗(2年)が合わせて、シュート。これが決まり、武南が先制し、前半終了。 後半に入り、武南がペースを握りつつあったが、時間の経過とともに細田学園が引き寄せた。武南の攻撃をしのいだ細田学園はロングボール、サイドチェンジを駆使しながら、カウンターを発動。対応のため、素早く自陣に戻る武南イレブン。この繰り返しとなり、行きつ戻りつのオープンな展開となった。 つないで崩したい武南と堅守速攻の細田学園。互いにピンチもチャンスもないまま、時間が経過し終了。試合は前半35分のゴールが決勝点となり、武南が1-0で完封勝利をおさめ、準決勝進出を決めた。 なお、勝った武南は17日、浦和南と対戦する。 (文・写真=佐藤亮太)