ソシエダ監督イマノル、バルセロナ戦で久保建英を控えとした理由は…「あのスタメンがベストだった」
13日のラ・リーガ第35節、レアル・ソシエダはアウェーでのバルセロナ戦を0-2で落とした。イマノル・アルグアシル監督は試合後、MF久保建英らをベンチスタートとした理由を説明している。 【動画】久保建英、カットインから強烈シュート! イマノル監督はこの試合で久保、さらにFWアンデル・バレネチェアを控えとして、FWジェラルド・ベッカー、DFミケル・アランブルを起用。ベッカーを1トップ、その後ろにFWミケル・オヤルサバル、MFブライス・メンデスを配する3-4-2-1のシステムを採用した。 ソシエダは前半の大部分はバルセロナの攻撃を封じ、ベッカーの快速を生かしてゴールを狙ったが、40分に逆に速攻からFWラミン・ヤマルの先制点を許してしまう。イマノル監督は後半途中から久保&バレネチェアを入れて普段の4-3-3にシステムを戻したものの、バルセロナの集中した守備を穿つことができず、終盤にPKからFWハフィーニャのゴールも許して勝負を決められている。 イマノル監督は試合後、久保&バレネチェアをベンチスタートとし、またアランブルを起用した理由について問われて、次のように返答している。 「理由は……すべてが少しずつといったところだ。今日、バルセロナ相手に打撃を加えるならば、あのスタメンがベストだとの理解があった。実際、私たちは彼らを驚かせることができた。ただプレーを的中させる、試合に勝つということは実現できなかったね。しかし(スタメンの)決定については相手を上回るということがベースとなっている。だから5バックを採用したんだよ」 連勝を逃したソシエダはアルメリアを3-2で下したベティスにヨーロッパリーグ(EL)出場圏6位の座を奪われ、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場圏の7位に順位を落とした。イマノル監督はベティス戦との直接対決が残っていることから、EL出場が自分たち次第ではなくなったことを否定している。 「別に私たちは影響を受けていない。まだ彼らとの直接対決が控えている。次の日曜の直接対決で、どうなるかは私たち次第なんだよ。しかし、まずは木曜の試合(バレンシア戦)で結果を出さなくてはいけない。ここから回復して、できる限り良い形でその試合に臨みたいね」