【ラランド・サーヤ】「彼氏できた?」って聞き方はやばいかも。「恋愛話は、誰でもかれでも振らない方ががいい」
大学在学中にニシダさんと『ラランド』を結成。新卒で広告代理店に就職し、会社員と芸人の二足の草鞋で活動を始めたサーヤさん。大手事務所には所属せず、2021年に自らを代表取締役とする個人事務所を設立。今や多方面で才能を発揮し、同業者からも一目置かれる存在ですが、デビュー当時はその異色の経歴を理由に色眼鏡で見られることも多く、心細さを感じていたそう。今回は、そんなサーヤさんに偏見や差別発言など、モヤる人への対処法を教えてもらいました。後編は、ViViに寄せられたモヤるシチュエーションについてアドバイスをいただきました。 【ラランド・サーヤ】日常に潜むモヤモヤへの対処法を提案!
恋愛至上主義すぎる世の中にモヤモヤ
ー久々に会う友人たちから、必ずと言っていいほど「彼氏できた?」と聞かれるのですが、「仕事順調?」と聞いてくる人はほとんどいません。恋人がいる=充実しているという考え方に違和感。 (Yさん・20代) サーヤ 単純に盛り上がるからすると思うんですよね、恋愛話って。飲み会でも誰かが浮気されたって話とか、めっちゃ盛り上がるじゃないですか。マジ!? って。「最近、給料上がったんだよね」より盛り上がるから、仕方がない部分もあると思います。久々に会うから、この会を盛り上げようと思って、恋話振っといたらちょっと面白いんじゃないか?とかもあるから。 それより、「彼氏できた?」って、他人の性的指向を決めつけた聞き方の方がやばいかもしれない。私は聞くにしても、「“恋人”できた?」という言い方にしてます。だって、その人の性的対象が分からないから。実はこれって、人によっては傷つく言葉になりかねないと思います。 何にせよ、そういう恋愛話をする時は、相手の様子を見ることが大事。普段からめっちゃ恋愛話をする人であれば聞いていいかもしれないけど、そういう話をしない人であれば聞かなくてもいいのかなと。 相手を見極めよ! 恋愛話は、誰でもかれでも聞かないがいいかも。 ちなみに、恋人がいる=充実しているっていう考え方は、人によりますよね。恋人ができて充実する人も絶対いるし。彼氏できて落ち着いたみたいな話、周りでもよく聞きます。でも、全員が全員そうじゃない。そのことを、ただそのまま伝えればいいんじゃないですかね。恋人がいなくても充実してるよ!って。コミュニケーションを取りましょう!