北朝鮮兵1人がウクライナ側の捕虜に…兵士は死亡 韓国情報機関
ロシアとウクライナの戦闘でロシア側に北朝鮮軍の兵士が加わっていることに関連し、韓国の情報機関は27日、北朝鮮兵1人がウクライナ側の捕虜になったと明らかにしました。兵士はその後、死亡したということです。 韓国の情報機関「国家情報院」は27日、ロシアとともにウクライナとの戦闘を続けている北朝鮮の兵士1人が、ウクライナ側の捕虜になったことを確認したと明らかにしました。捕虜になった兵士はケガをしていましたが、その後、死亡したということです。 ロシアに派遣された北朝鮮兵が捕虜になったことが確認されるのは初めてです。 国家情報院は、北朝鮮がことし10月からロシア西部の激戦地クルスク州に兵士1万1000人あまりを送ったとの見方を示しています。このうち、少なくとも100人が死亡し、ケガ人も1000人を超えたとしています。 クルスク州では現在も戦闘が続いていて、北朝鮮兵の死傷者や捕虜がさらに増える可能性があります。