山田涼介、初の教師役は「あまり想像したことがなかった」 生徒役俳優と“同じ目線”を意識【合同インタビュー】
■もし加賀美のような権力と財力があったら…「ゲーム会社を作るかも」
――山田さん自身、今までの人生のなかで、先生に言われたことや記憶に残った先生の思い出はありますか。 あまり大きな声で言えないけど真面目じゃなかったので…(笑)。でもそういう生徒にもすごく寄り添ってくれる先生がいて、仕事をしながら学校に行ってたときも休み時間に僕が図書室でよく寝てたんですよ。そのまま授業のチャイム鳴っても気づかずに寝ててしまった時に、先生が起こしに来てくれて。無理に教室に連れ戻そうとするんじゃなくて、 そこで『昨日は何の仕事だったの?』みたいに寄り添いながら聞いてくれた先生は印象に残ってます。 ――もし加賀美のように何でも自由に動かせる権力と財力を持っていたら、何がしたいですか。 そうですね、何がしたいんだろう(笑)。これが欲しいあれが欲しいみたいなのもないですし…。何がしたいかな。でも、自分のゲーム会社作るかもしれない。プロチーム作って育成して、世界で羽ばたかせる…みたいなことするかもしれないです。 ――山田さんならちょっと実現しそうじゃないですか。 そうですね、僕の財力があれば(笑)! ――今回の役設定としてはかなりあり得ないような役柄ですが、これまでのアイドルとして、そして俳優としての経験等を活かせそうな部分はありますか。 活かせるのかな(笑)。今まで演じたことのないキャラクターですし、あんまり今までの経験が活かせるなっていう瞬間はないかもしれないんですけど、自分の新しい引き出しを増やすためにも毎日チャレンジだなっていうふうに思う作品。今までの経験というよりは、どちらかというと自分の新しい引き出しを自分で開いていく作品だと思います。 ――第1話ではどんなところが面白く、ご自身も楽しみにしていますか。 ドラマなので、1話はまずキャラクターの濃さ、色をはっきり出さなきゃいけない。まずは僕が加賀美零というキャラクターをどれだけ視聴者の皆さんに『こいつ変だな、面白いな』って思わせることができるかが鍵ですし、僕個人の課題かなというふうに思っています。ドラマ自体は見てて、僕も台本読んでてすごくワクワクしますし、エンターテインメントとしていい意味で何も考えずに見られるドラマとして、楽しめると思います。 ――最後に、ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さまへ、山田さんから一言メッセージをお願いします。 とにかく『見てください』の一言なんですけど、 僕の初めての教師役っていうところで、 CEOで教師ってちょっと一風変わった役ではあるんですけど、そこをまず楽しみにしててほしいな。金曜日午後9時、休みの前の日に楽しいエンターテインメント作品を気軽に見て、ぐっすり寝てもらえたらいいな。生徒のみんなもすごく頑張ると思うので…これから出てくる子たちをみんなの目で、手で発見、発掘していただけたら。応援してほしいです。