AKB48の新センター・佐藤綺星ってどんな子?加入後わずか3か月で選抜メンバー入り
将来性だけでなく、性格もまた異例
ルックスやダンススキル、将来性だけでなく、性格もまた異例だ。とにかく人懐こいのである。人と会話する時、やたら距離が近い。同期のメンバーをやたらハグする。姉と兄からは徹底的に甘やかされて育ってきた。二女が食事をしているだけで、兄は「かわいいねぇ」と目尻を下げた。 典型的な末っ子として育てられはしたが、綺星は綺星で自立していた。小学校では児童会長。勉強も運動もできた。高校での得意科目は現代文と数学Bだった。 綺星が小学3年生だった頃、姉がAKB48に加入した。アイドルモードの姉を劇場で直視して、アイドルのすごさを実感した。 自身がオーディションを受けたのは17歳の時。姉から活動の大変さは聞いてきたが、それでも受けたいと思った。アイドルが元気を届ける存在であることを知っていたからだ。オーディションでは姉が現役メンバーであることは明かしていなかった。 加入以降は破竹の勢いで人気を伸ばしてきた。研究生公演のセンター。レッスンでも同期を引っ張る存在だった。加入から3か月で選抜入り。4作連続の選抜メンバー。そして、今回、5作目でセンターに上り詰めた。先月から放送がスタートしたドラマ『星屑テレパス』(テレビ東京)では主演を務めている。 綺星という名前は「アイリス」が由来だ。ギリシャ神話に登場する虹の女神「イーリス」の英語読みだ。果たして彼女は、AKB48と世間のあいだに虹をかける救世主となれるか――。
犬飼 華