ロッテ・二保旭投手 現役引退 3球団で16年間、通算121試合登板「後悔はありません」
ロッテは3日、ニ保旭投手(34)が今季限りで現役を引退することを発表した。今後は未定。 同投手は九州国際大付から08年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団。12年に支配下選手登録され、15年には自己最多の44試合に登板して6勝をマークした。16年に右肘のトミー・ジョン手術を受けるも、18年には35試合に登板した1勝1セーブ4ホールドを記録。2021年にトレードで阪神に移籍した。阪神での登板は21年の4試合にとどまり、23年に戦力外通告。同年11月にロッテと育成契約し、今年3月に支配下契約を結んだが、8試合の登板にとどまった。 プロ16年間の通算成績は121試合の登板で13勝12敗、1セーブ9ホールド。防御率は4.73。 2日に自身のインスタグラムを通じて、現役引退を発表していた同投手は、球団を通じて改めてファン、関係者に感謝の言葉を伝えた。 「16年間、色々な人に支えられて、ここまで野球が出来ました。今年、一軍の舞台で投げさせていただいて、マリーンズには感謝の気持ちで一杯です。このチャンスをいただきながら、恩返しが出来なかった事に関しては悔しい気持ちですがマリーンズが今後、リーグ優勝、日本一になれるように陰ながら応援しています。16年間、野球をやらせていただき後悔はありません。気持ちよく終わらせていただきます」とコメントを出した。