イスラエルの軍事行動に反対 米大学で抗議行動拡大…学生の逮捕相次ぐ
アメリカの複数の名門大学で、イスラエルによるガザ侵攻への抗議行動が拡大し、学生の逮捕が相次ぐなど混乱が広がっています。 アメリカの名門大学アイビーリーグのひとつイェール大学で22日、イスラエルによるガザ侵攻に抗議する多くの学生が、校内の敷地を占拠しました。ロイター通信によりますと、45人以上が逮捕されたということです。また、マンハッタンにあるニューヨーク大学でも22日、抗議デモに参加した学生ら、少なくとも20人が逮捕されたと報じられています。 先週には、ニューヨークのコロンビア大学でも校内でテントを張り、抗議デモを続けていた学生ら100人以上が逮捕されています。コロンビア大学は、22日の対面の授業をオンラインに切り替えるなど、授業にも影響が及んでいます。 デモ参加の学生「第1に、ガザの即時停戦を要求すること。第2に、シオニスト団体(ユダヤ民族主義者)への投資をすべて開示すること。第3に、それらの団体から手を引くこと」 学生らは、大学に対してイスラエルに武器を販売する企業との関係を絶つことなどを求めています。