鳥谷敬氏がプロで戦う「5つの秘訣」を講義 究極のダイエット方法例に一流のススメ NPB新人研修会
「NPB新人選手研修会」が10日、都内のホテルで行われ、12球団の新人選手121人と審判員2人の計123人が出席した。昨年に続き対面式での開催。午前中には「野球殿堂博物館」を見学し、午後にはアンチドーピング活動や税について、SNSの危険性について講義が行われた。 【写真】本当に元プロ野球選手?新人に講義する鳥谷氏がめっちゃかっこいい! 野球界の先輩として元阪神、ロッテ鳥谷敬氏(43)の講義も行われた。同氏は冒頭でプロで戦うための「5つの秘訣」を紹介。 (1)目標設定 (2)時間 (3)数字 (4)個人の役割 (5)終わりを考える という5項目で、まずは目標設定について「今、みんな目標を持ってるいると思うんですが、この目標設定を長期的な目標、中期的な目標、短期的な目標…この3つを考えてほしいんですね」と説明。「例えば引退する時の自分の姿。あとは道中、どういう選手になっているのか、直近ではどうしなきゃいけないのかと、3つを目標設定するってのは非常に大事になってきます」と続けた。 目標設定の理由についてなども語りながら、具体例として「例えば1年間で12キロを痩せたいと考えた時に、1年間で12キロ痩せるっていうのは多分非常に遠い、難しいなって考える人が結構いると思うんですね」とし、「でも1か月にすると1キロで、1日にすると33グラム。そうやって数字を少なくすることによって、クリアしやすい目標に変わる。なので、きょうは33グラム痩せればいいなと思うのか、1年後に12キロってなってくると、長期的な目標になると逆に油断が生まれたり、短期的なことにすることによってそれを達成できるっていうことがある」などと、目標設定の大切さを説いた。 阪神のドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=や、楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=ら、近未来のプロ野球界を担うスター候補らがプロ野球界のレジェンドの言葉に聞き入っていた。