元TBSアナ・39歳「スーパーの半額刺身で…」地元に出戻った私のリアルな食事情
半額お刺身の漬け丼がささやかな幸せ
そんな私でも飽きずに最近ハマっているのが、お手軽漬け丼。仕事帰りスーパーに寄ると、北海道クオリティーの新鮮なお魚が、場合によっては半額で並べられていることがあります。 さすがとしか言いようがないのが、半額かつ解凍品のお刺身であっても、とにかくおいしい。漬け丼とキャベツの浅漬け、青汁でご飯を済ますこともありますが、私の中ではかなりの満足感。 自炊に対して今後100パーセントの満足を得ることはなかなか難しいのではと思っていた私であっても、これを食卓にもりつける瞬間はなんとも言えないワクワク感が。自分の料理でこんなに「今夜の晩御飯が楽しみだ」という感覚になれるのは久々かもしれません。 ただここでまた問題が。時折、ごま油をこれに少し混ぜたら一層美味しくなるんだろうなぁと思うことがあるのですが……。 私一人でごま油1本を使い切るなんて、いったい何年かかるんだろうか? なんて考えてしまい、手が出せないのです。これは価格の問題では無いのです。 我が家には、バターもオリーブオイルもある……そこにごま油も追加するのか……いや、油ありすぎ!? 酸化しない!? などなど、毎日いじいじ考えているから、自分のためにおいしいお料理をなかなか作ることができないのかもしれませんね。丁寧な暮らしとは縁遠い私の食生活です。 <文/アンヌ遙香> 【アンヌ遙香】 元TBSアナウンサー(小林悠名義)1985年、北海道生まれ。お茶の水女子大学大学院修了。2010年、TBSに入社。情報番組『朝ズバッ!』、『報道特集』、『たまむすび』などを担当。2016年退社後、現在は故郷札幌を拠点に、MC、コメンテーター、モデルとして活動中。文筆業にも力を入れている。ポッドキャスト『アンヌ遙香の喫茶ナタリー』を配信中
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