元TBSアナ・39歳「スーパーの半額刺身で…」地元に出戻った私のリアルな食事情
自分のためだけに栄養満点メニューを作る難しさ
同居しているパートナーや家族のために料理を作るという生活に慣れると、例えば急に「今夜は晩御飯いらないから!」と電話がかかってきたら……その日の自分のためのご飯は非常に簡単なもので済ませようとする現象、あるあるではないかと思うのです。いかがでしょうか? おひとり様の私は、この現象が毎日続くわけです。はっきり言います。自分だけのためにしっかりとしたお食事を作ろうとどうしても思えないのです! 実は以前こちらのエッセイ連載で、自分だけのために、例えばおひたしなんて作る気は起きない……と記したところ、一部からお叱りの声をいただきました。 「毎回外食にするつもりですか!? どんだけ贅沢なんですか!」というようなご意見を賜ったのですが、全然そういう意味ではないのですよ。 やっぱり、誰かに作ってあげるという目的があるからこそ、きちんと味見もするし、彩りも考えるし、栄養バランスのことを考えて多くの野菜を購入したりするということ、現実的に絶対あると思うんですよね。 もちろん、お料理がもともと好きで、自分一人であってもしっかりと美しく栄養バランスが優れたものを作ることが得意だという方もいらっしゃるのも事実です。それは重々承知しているのですが!! 私はなかなかそのレベルに達せられないのですよ。 だからといって、あまりにも手を抜きすぎた食生活をしていると、如実に肌に現れるのがアラフォーの切ないところ。
ホットクックで作るカレーにも飽きてきた
ちょっと最近食生活があんまりだな……と感じていた矢先、鏡を覗き込んでみると、目の周りには細かいシワ。そしてなんとなく内側からパンッと押し返してくるような張り感もなくなってしまったり。 20代の頃は、ある程度めちゃくちゃな食生活でも、シワなどとは無縁であったわけですが、スキンケアのみで、ある程度お肌のコンディションをどうにかできるという時代は終わりました。 さて、しぶしぶ自分のために料理を作っている私。我が家で最近よく食卓に上がるのはカレーです。 冷蔵庫や冷凍庫の残り物を自動調理鍋ホットクックに入れて、ルーを入れてそのままお任せ調理してしまうというもの。食べきれなかったかじりかけのりんごだって、細かくして入れてしまえばOKという便利さ。 愛犬のお散歩前にセットすれば、帰宅した頃にはできあがっていますし、何よりも野菜やタンパク質を大量に摂取することができるので都合が良いのです。 ただ一つ! 最近それを作りすぎて、若干自分のカレーの味に飽きてきたという弊害が……。