島の子にバスケの魅力伝える 北米独立リーグの松田選手が指導 沖永良部・知名町
米国のプロバスケットボール選手、松田鋼季さん(39)を迎えたクリニックと大会(ツギノバ主催)が9~12日、か鹿児島県沖永良部島の知名町民体育館などであった。島内の小学生から社会人までが参加。松田選手から実技指導や助言を受け、競技技術や子どもたちの意欲向上を図った。 松田さんは北米の男子バスケットボール独立リーグ・ABA(アメリカン・バスケットボール・アソシエーション)のアリゾナ・フレイムス所属。北海道礼文島出身で、沖永良部島には、知名町と連携するツギノバ(本社・北海道利尻郡)との縁で2022年から3年連続で来島し、島の子どもたちにバスケットボールの魅力を伝えている。 9日から3日間開いた教室には小学生~高校生延べ約80人が参加した。松田さんはドリブルやシュートの基本技術をはじめ、チームプレーなど戦術面などについても助言。参加した知名小学校の児童は「試合では声を出す事の大切さと、オフェンス、ディフェンスの切り替えを学んだ。今度出場する県大会では声を出し、悔いのない試合をしたい」と話した。 大会は成果を確認する場として「第3回松田鋼季杯」と銘打って12日に開かれ、小学生から一般計23チームが参加。5on5(5人制)と3on3(3人制)で優勝を争った。