小牧加矢太がデビュー3年目で大激戦の障害リーディングを制す 馬術から転身した異色の28歳
28日の京都4R・障害3歳上未勝利戦をもって、今年のJRAにおける障害レースが全て終了した。この結果、小牧加矢太(28=栗東・音無)の障害リーディングが確定。デビュー3年目、馬術競技から転身して障害専門で活躍する異色のジョッキーが初の栄冠に輝いた。 今年の障害リーディング争いは、ともにコンスタントに勝利を積み重ねてきた小牧加と上野翔の両者が白熱した争いを展開。お互いに18勝でキャリアハイを塗り替えて最終週を迎えていた。2着数では小牧加が上回っており、上野翔が逆転するためには1着が必要な状況だったが、大江原圭騎乗の2番人気バーンパッションが勝利。この瞬間に小牧加の初リーディングが決まった。 小牧加矢太「常にいい馬に乗せていただいているので、勝って終わりたかったです。来年は勝てる馬に乗って、しっかり勝たせられる騎手になれるよう、またしっかり自分の弱点を埋めていきたい」
東スポ競馬編集部