ベラベラしゃべらず、黙っとけ! ハーランドに屈したククレジャにチェルシーOBが苦言「当然の報い。相手を馬鹿にしてはいけない」
シティとのビッグマッチは0-2敗戦
元フランス代表でチェルシーOBのエマニュエル・プティ氏が、古巣のマルク・ククレジャに警告した。イギリスメディア『Mirror』が伝えている。 【動画】あまりにフリが効いてる?ククレジャをものともしないハーランドのゴール チェルシーはプレミアリーグ開幕節でマンチェスター・シティと対戦し、0-2で敗れた。この一戦で注目を集めたのが、シティのFWアーリング・ハーランドとククレジャのマッチアップだ。ククレジャは今夏にスペイン代表としてEURO制覇を果たした際、気を良くして「ハーランドは震えた方がいい。ククレジャがやって来る」と歌っていたのだ。 だが、ククレジャは18分、ハーランドに身体を寄せながら先制点を許したうえ、足がつってしまった様子で80分に交代となった。 一連の流れを踏まえて、プティ氏は「アーリング・ハーランドがマルク・ククレジャを相手に得点したのは、おそらく因果応報だ」と私見を述べた。 「私がプレーしていた頃、大きな試合の前には、一部の選手が記者会見であれこれ語っていたことを思い出すよ。私のチームでは、試合前に選手について大げさに語ってはいけないと常に言っていた。さもないと、ハーランドの場合のように、相手チームの選手にさらに良いパフォーマンスを引き出す動機を与えるかもしれないからだ」 ククレジャの余計な振る舞いが、ハーランドをさらに奮起させたということだろう。プティ氏は同じことを繰り返さないよう助言する。 「結局のところ、ククレジャは当然の報いを受け、そこから学ぶだろうと人々は言うだろうけど、私は面白いと思ったね。次回は相手を馬鹿にしてはいけない。口を閉じて、試合に勝ってトロフィーを獲得すれば、それで終わり。謙虚さを忘れてはいけない」 陽気な性格でも知られるククレジャは、おとなしくしていられるか。チェルシーは次節、25日にウォルバーハンプトンと敵地で対戦する。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部