伊藤真利奈&都玲華、ゴルフ対決に向けた意気込みを語る「とにかく最後までいけるように頑張りたい」<ゴルフシンデレラ>
次世代のゴルフ界を担う女子ゴルファーたちが、優勝賞金100万円をかけて真剣勝負を繰り広げるゴルフ番組「ゴルフシンデレラ」(毎週土曜夜8:00-9:00、BS松竹東急[全国無料放送・BS260ch])。9ホールの中で36ストロークのみが与えられ、すべてのストロークを使い切った時点で脱落となる“ツームストーン方式”を採用した、見どころ満載の内容となっている。そして11月2日(土)と11月9日(土)の放送には、「北海道ジュニア」や「北海道女子アマ」を制覇した伊藤真利奈(いとうまりな)と、「大王海運レディスオープン」にて史上6人目のアマチュア優勝を果たした都玲華(みやこれいか)が登場。今回2人にインタビューを行い、対戦に向けた意気込みや最近の調子などについて語ってもらった。 【写真】見惚れるほど美しい…ゴルフスイングを披露する伊藤真利奈 ■都玲華「アイアンでピンに絡めてバーディーを取っていけたら」 ――まず、対決に向けての意気込みを教えてください。 伊藤:ツームストーン方式というルールでプレーするのが初めてなので、まだイメージが湧かないのですが、いつも通りのプレーで頑張れたらと思います。 都:私もこういうルールでプレーしたことがないので、すごく楽しみです。 ――お二人とも初めてのツームストーン方式でのプレーということで、どういった戦略で挑むつもりか、何かプランなどはありますか? 伊藤:攻めるというよりは安全策をとった方がいいのかな。 都:正直あまり分からないのですが、(持ちストロークが)減っていくということは、ボギーを打たないようにしたほうが良さそうですよね。 ――今回の対決で武器となる、ご自身のゴルフにおける強みはどんなところにあると思いますか? 伊藤:私はショットが得意なので、ティーショットでフェアウェイをキープできれば、結構良いスコアで回れるんじゃないかなという自信はあります。 都:私もアイアンが得意なので、アイアンでピンに絡めてバーディーを取っていけたらいいかなと思っています。 ――ルールの特性上、すべてのホールを回れないということもあり得ます。そういった点で、いつもより緊張感があるのでしょうか? 伊藤:オーバーパーになってしまうと9ホール回れないので、気を付けないと!とは思いますね。 都:やってみないと分からないのですが、とにかく最後までいけるように頑張りたいです。 ■都玲華「7歳の妹が書いてくれたお手紙をお守りとしていつも持っています」 ――「ゴルフシンデレラ」という番組名に絡めて、“シンデレラ”と聞いて思い浮かべる人を教えてください。 都:私は…お母さんです。すごく人が良くて、みんなに好かれるんです。結構ぽわぽわとしている感じなのですが、一人の女性として、こんなふうになれたらいいなと思うところが多いので。今回この番組への出演にあたり、とても応援してくれています。 伊藤:男性なのですが、今教わっているコーチです。若い頃は、あまり周りに期待されていなくて「もう無理だよ」と言われていたこともあるそうですが、そこから活躍するようになって、海外や日本で優勝するまでになりました。そうやって這い上がってきたところがシンデレラのようだなと思います。 ――今日のウェアのポイントや、どんなウェアが好きか、教えてください。 伊藤:まだすごく暑いので、結構夏っぽい感じですね。ウェアは女性らしいフェミニンな雰囲気のものが好きです。今日着ているものはスカートが結構ふわっとしているのですが、そういうのが可愛いなと思いますね。 都:9月(※インタビュー時)なので、秋っぽい色にしました。ウェアはアンパスィさんに提供していただいているのですが、全部のウェアが可愛くて、気に入っています。あとウェアではないのですが、7歳の妹が書いてくれたお手紙をお守りとしていつも持っています。 ■伊藤真利奈、今年の調子について「かなりゴルフに向き合えている年」 ――今後力を入れていきたいことや、年内に達成したい目標を教えてください。 伊藤:最近、プロテストの二次で落ちてしまって…。プロテスト合格というのが今年一番の目標だったのですが、それがなくなってしまった今は、残りの試合で少しでも良い結果を残していくだけですね。 都:私は最終プロテストが控えているので、そこをしっかりとって、来年の戦える場所を確保したいなと思っています。 ――今年の調子はどのような感じでしたか? 伊藤:今年の始まりは「調子いいかも!」と思ったのですが、なんだかんだ苦戦することも多くて。でも、失敗から得た経験というか、そういったものが積み重なってきたなとも思います。それらを今後に活かしていこうと考えながら、かなりゴルフに向き合えている年でもあります。 都:今年はあまり状態が良くなくて。私はスイングやショットが得意なのですが、オフの時にそこを追及して取り組んできたからこそ、状態が良くない中でも、まだ少しは試合で戦えているのかなと思います。コーチなどと相談しながら、自分の目標であるプロテストの合格に向けて頑張っています。 ――今年は「パリ・オリンピック」がありましたが、放送でゴルフ競技を見たりなどしましたか? 伊藤:ちょこっと見ました。オリンピックなので普段と違う試合感というか、色々な国から選手が出場しているのを見て面白いなと思いました。 都:私は男子の方を見ていて、ずっと松山(英樹)さんを見ていました。松山さんは普段、試合に勝ってもあまり表情には出ないのに、今回は銅メダルを獲得されて、すごく嬉しそうだったのが印象的でした。 ――BS松竹東急では今年「全米女子オープン」を生中継していましたが、海外メジャーやオリンピックなど、「世界最高峰の舞台で戦いたい!」という強い思いや憧れはありますか? 伊藤:はい。それはもう、もちろん出たいです! 都:同級生の子がメジャー大会で戦っているのもあって、私もいつか戦いたいなと思っています。 ――最後に、放送を楽しみにしているファンの方に向けてコメントをお願いします。 伊藤:初めてやるルールなので、精一杯ベストを尽くして頑張りたいと思います。ぜひ見てください! 都:いつも応援のおかげで頑張れています。こういった番組に出させていただくのは初めてなので、普段の試合とは違う、楽しんでいる姿と真剣に戦っている姿の両方をお見せできたらいいかなと思います。一生懸命頑張るので、見てもらえたらうれしいです!