ハメス感涙! コロンビアをコパ決勝に導いたエースの影響力を母国紙絶賛「多くの選手が爆発的に成長を遂げた」
母国の日刊紙『EL TIEMPO』は、今大会ここまで最多の5アシストを記録しているハメスについて「今大会で最も安定した選手」と称賛し、「彼はネストル・ロレンソ監督の信頼に良いプレーで応え、期待を裏切ることはなかった。その左足の魔法には何ら疑いの余地はなかった一方で、コンディションには不安を抱えて今大会に臨んだ彼は、大きな自尊心を持ってチームのために戦えることを示した」と続けている。 さらに、「彼は大きく刷新されたチームのリーダーであり、リチャード・リオス、ジョン・アリアス、ジョン・コルドバら、彼とのプレーで爆発的に成長を遂げた選手は多い。彼らの優れたパフォーマンスが、ハメスの存在をさらに大きくする。チームは彼と一緒にプレーすることの意味を理解しており、ゆえにロレンソ監督率いる集団は非常に充実している」と、チームへの影響力の大きさを強調した。 「トリコロール」のもうひとりのスター選手であるルイス・ディアスも、決勝進出を決めて感動に言葉を詰まらせながら、ハメスの存在の大きさを訴え、「僕は代表チームに初めて招集された時、ハメスに対して、彼と(ラダメル・)ファルカオが僕のアイドルだと伝えた。ずっと以前から、僕は彼らのプレーを見るのが好きだった。一緒にプレーできるのは誇りだ。ハメスは本当に素晴らしい!」と敬意を示している。 1975年、2001年に続いての決勝でアルゼンチンと対峙するコロンビア。ちなみに、無敗記録を維持する彼らが最後に黒星を喫したのは2022年2月1のカタール・ワールドカップ南米予選以来で、相手はアルゼンチンだった。そして2001年の唯一のコパ・アメリカ優勝の際には、治安の問題で自国開催の有無が二転三転した末にアルゼンチンは抗議の不参加。様々な因縁がある相手との決着戦で、リオネル・メッシとの10番対決にも注目が集まるハメスが、母国に至福をもたらせるかが興味深い。 構成●THE DIGEST編集部
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