島田麻央、3度目の全日本「守りに入らず」SPで3A投入 千葉&坂本も切り替え
フィギュアスケートGPファイナルを終えた日本勢が10日、フランスから羽田空港に帰国した。ジュニア女子史上初の3連覇を飾った島田麻央(木下グループ)は「フリーでたくさんミスしてしまった。それでも優勝できて自信につながる」と振り返った。 20日開幕の全日本選手権(大阪)でシニア勢にチャレンジ。2年連続3位表彰台に立っており「SPはトリプルアクセルを入れられるので挑戦したい」と決意を込めた。昨年はSPでトリプルアクセルを決めたが、その後の連続ジャンプで転倒。「全日本は3回目。凄く緊張して自分の持ち味出せなかった。今回は思い切って演技ができるようにしたい。守りに入らず、攻める姿勢でやりたい。順位より全日本で自分の実力を出すことが目標」と意気込んだ。 ファイナル女子3位で全日本3連覇へ向けて仕切り直しの坂本花織(シスメックス)は「結果はちゃんとやれば、自然と後からついてくる」と語り、ファイナル2位の千葉百音(木下アカデミー)は「SPとフリーでやり切ったと思えるような完璧な演技を絶対やりたい」と全日本を見据えた。