チョコレート高騰 いちごも… クリスマスケーキ ことしの傾向は 小さいサイズや特産品使用が人気
RAB青森放送
クリスマスまであと2週間。かかせないのがクリスマスケーキです。 注目のクリスマスケーキのほか物価高による影響などことしの傾向を取材しました。 ★青森放送 橋本莉奈 キャスター 「みなさんはクリスマスケーキもう予約されましたか?いろんな種類やサイズがありますがことしのクリスマスケーキ事情を調査します」 青森市にあるイートファンではことしもクリスマスにむけた商品の予約が始まっています。 定番の生クリームのほか、ベリーピスタチオなどクリスマスにぴったりな華やかなケーキが並びます。 ことしの傾向を伺うと… ★二階堂イートファン 田村隆 工場長 「いま少人数の家族が増えているのと買いやすい値段ということで4.5号というサイズを作りまして買いやすい値段にしております」 5年ほど前から販売を始めた4.5号サイズはいまでは一番人気だということです。 また生チョコを挟み、コーティングした見た目も上品なこちらのリッチショコラ。 チョコレート好きにはたまらない一品ですが… ★二階堂イートファン 田村隆 工場長 「やっぱりいま一番値上がりしているのはチョコレートがものすごい勢いで上がっていますあとこれからクリスマスに向けていちごの値段も」 チョコレートは去年より1.5倍から2倍にまで価格が高騰しているといいます。 ただ、物価高でも家族団らんを楽しんでほしいと価格は去年と同じに据え置いたということです。 小麦アレルギーなどでケーキを食べることができないお子さんにはこちら。 ツリーに見立てた和菓子です。 あんこやねりきりなどで作ったクリスマスにぴったりの限定和菓子をことしも販売しています。 キャンドルはより本物らしく見せるためようかんを使ってつやを出したりいろんな色のねりきりを使って鮮やかさを追求しました。 ★二階堂イートファン石戸 賢治 製造部長「和菓子を出すことによってこれまで和菓子にあまり触れていない方々にも和菓子に手を伸ばしてもらえるきっかけになればなと思って作っております」 続いて向かったのはシーナシーナ青森店。 ★青森放送 橋本 莉奈キャスター 「こちらの菓子工房TATUYAではある県産食材を使ったクリスマスケーキを販売しています」 鰺ヶ沢町に本社がある創業100年の老舗お菓子工房たつやにはケーキや焼き菓子などが豊富に並んでいます。 クリスマスに向けて限定50個で予約を受け付けているのが鰺ヶ沢町の深谷地区でとれたくりを使った「深谷の栗モンブラン」です。 ★菓子工房TATUYA 清野 悟 代表取締役 「ほとんど深谷のくりだけを使った中も甘露煮をサンドしてくりだけの味を楽しんでいただけるようなモンブランになっています」 ことしはくりが豊作で質も良いということで深谷のくりを10個ほどぜいたくに使用しています。 ことしは原材料の高騰で去年より100円ほど値上げをしたそうですがそれでも予約販売は残りわずかという人気商品です。 ほかにも深谷のくりを使ったケーキがこちら。 クリスマスデザインのプリントデコレーションをあしらった深谷マロンパフェがことし初めて登場。 サンタや雪だるまなどかわいらしい表情でお子さんもきっと喜ぶ限定デザインです。 ★菓子工房TATUYA 清野 悟 代表取締役 「材料高騰もありまして1つずつの商品の値段が上がってきているというのもありますのでお客様の中には小さいプチガトーを数種類買って行かれるお客様も増えてはきております」 こちらのお店ではまだまだホールケーキの需要はありますが、小さくてより手頃な価格のケーキを求めるお客さんが増えているそうです。 ★菓子工房TATUYA 清野 悟 代表取締役 「家族団らんもしくは友達恋人たちと当社のケーキを囲んでいい夜を過ごしていただければと思っております」 クリスマスまであと2週間。 家族の形に合ったお気に入りのクリスマスケーキで聖なる夜をお過ごしください。